友人の訃報

先週13日(水)、新潟に戻ってきてから初めて朝から青空が広がり、穏やかな一日となった。お陰で久々に部屋を掃除し、洗濯機を2回まわして溜まっていたものを整理することができた。

 

昨日届いた大学OB会誌を読んでたら、同期であるU君の訃報が載っていた。

彼はカッター(漕艇)部で、練習で鍛えたバキバキの腹筋を自慢気に披露していた。男気があって人望も厚く、大学一の大所帯であるカッター部のキャプテンを務めた。四年時には同じ研究室に入り、ゼミの漁業調査で兵庫県香住港に行ったときは同港に近い養父町(現在、養父市)の彼の実家に一晩お世話になり、生まれて初めて「五右衛門風呂」に入らせてもらった。弟さんが兵庫・三田高校の野球部主将で甲子園選抜大会の選手宣誓をしたときには、寮で一緒にテレビを観ていて「オレの方が緊張した」とホッとした様子だったことを思い出す。

卒業後はニッスイに入社。大型トロール船士官や陸上勤務をしたあと故郷に戻って水産高校の乗船教官をしていたが、問題を起こした生徒のあまりの態度の悪さに憤慨しソイツをブン殴って退職したという。

2013年6月天橋立へ四泊五日のツーリングに出かけた際、彼のところに寄って一時間ほどおしゃべりしたのだが、今おもえばそれが彼との最後になってしまった。来月計画しているロングドライブでは連絡して立ち寄ろうと思っていたが、彼が逝ったのは今年1月31日とある。コロナさえなければ、去年か一昨年、出かけていたことを思うと残念で仕方ない。

ただ、ただ、冥福を祈るのみである、、、