十夜ヶ橋

起きたときは雲が多めだったが、そのうち青空が一気に広がった。気温は低めで、初めて車のフロントガラスが霜でガビガビになってしまった。午前中は近くのスーパーで買い物、探していた「クワイ」をようやく見つけた。ちょっと大きめのものが6ヶ入って550円(税抜き)とかなり高い。むかし茹でたクワイに塩を付けて酒のアテにしていたオヤジのことを思い出す。これで正月用「ノッペ汁」の材料はすべて揃った。

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家に戻り、ポカポカとあったかいうちにやってしまえと、昼飯前にベランダ側のガラス拭きをする。前に吹いたのはいつだったか、全然記憶がない。ドロドロ(左)だったが、何とかスッキリ(右)した感じがする。網戸2枚もウェットティッシュ型のクリーナーで拭くこと数回、ようやくきれいになった。ついでに洗面所回りもクリーニングして本日は終了、明日は台所と換気扇の掃除だ。

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昼飯を食べながら、午前中録画した「前園真聖のしこく絶景たび=愛媛編」を見ていて驚いた。番組の中で昨年5月「四国別格二十霊場」で寄った大洲の第八番札所「十夜ヶ橋」、ナント昨年7月の西日本豪雨で浸水被害を受け、水が引いても本堂の傾きが直らず危険となったため、本年春に取り壊されたというのだ。

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 向かって右側の太子堂は何とか無事だったようである。

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少し大きめのコンビニ程度の敷地に建っていて、道路から続く境内が全域舗装されてたのでなおさらその感じが強かった。

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 番組では後日談があって、寺の謂れが書いてある「縁起板」も流されたが、その後海を渡った山口県周南市大津島で見つかり戻ってきたという。これも御大師様のご利益なのだろうか。

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好天は夕方まで続き、山の稜線もはっきり見えた。手前の五頭連峰 も青々していて積もった雪も融けたのだろうか。週間よほうに寄れば、年末には寒波が襲来し大荒れとなるようで31日は横殴りの雪ダルママークが付いている。年末年始はテレビ桟敷に居座るほかなさそうだ、、、