春のロングツーリング(二十一日目アゲイン) 梅雨入り

今朝はドンヨリ曇り空だがまだ降ってはいない。朝飯をしっかり食べ、9時にホテルを出る。小倉駅前の小倉城付近を歩きたかったのだが、市営駐車場へ入れようとすると「バイクはダメ」という。「じゅあどこへ?」と聞くと「知らない、交番で聞いてくれ」という。「ネズミ捕り」で白髪頭の老ネズミを捕まえるお巡りさんなんて嫌いだ。早々に門司へ行くことに。一方通行の細い道を上がり「めかり公園」から関門大橋を撮る。折角の絶景がよどんだ曇り空で台無しだった。
関門トンネルを抜けたかったのだが「高速で橋を渡れ」と言うナビに従い、下関の唐戸市場へ行く。場内はそろそろ店終いか、並んでいる魚は少なかったが、それでも美味しそうなものがいろいろ並んでいた。近くのレストランで「ふぐ天丼」1,240円を食べる。小さなフグの開き2尾に野菜類、アツアツサクサクで旨かった。
市場から500mほど離れた「赤間神宮」に寄る。独特の水天門、石段を上がったところにある「本殿」、平家七人の「盛」が眠る「七盛塚」と「芳一堂」のパワースポット。それなりに見るものも多かった。
それまで「ときどき霧雨」の状態が、ポツポツの雨に変わった。このあと長府の武家屋敷に行くつもりだったが、急遽カッパを着込み、梅ケ峠のSさん宅へ急ぐ。
30分ほど走って、13時到着。Sさん、奥さんともども3年ぶりの再会だ。しばし歓談ののち、豊田にある道駅「蛍街道西ノ市」にある温泉に行く。ここはサラっとしながら肌にまとわりつくような「美肌の湯」だ。霧島温泉の「泥パック」といい、この歳になって肌を磨いてどうするんだ?
ウチにもどってからは報告通り、ビールに始まり焼酎で盛り上がる酒盛りが始まった。イサキにヒラメ、下関らしくナガスクジラの刺身も用意していただき、カンゲキである。ツーリングの疲れも忘れ、シンデレラタイムぎりぎりまで楽しんだ。