2022春のドライブ(十九日日)

昨日小雨で、今日快晴

昨26日(木)は9時半に下関市唐戸市場に車を置き、時折小雨が降る中、歩いて「みもすそ公園」へ。

途中関門大橋の下をくぐるが橋桁の高くて大きいこと、圧倒される。

みもすそ川は壇ノ浦源平合戦の古戦場、ボランティアのジイジが紙芝居で面白おかしく紹介してくれた。

ここは外国船に対し長州砲が火を噴いたところ。数基の砲門が船を狙っていた。

公園の向かいが人道の関門トンネルの出入り口。エレベーターで地下深く下がり、門司側へ歩くと10分ほどで県境に到達。今日はここで折り返す。

唐戸まで戻り市場脇の食事処で「ふぐ天重」を食べ、「川棚のクスの森」に寄る。4年前急に葉を落とし丸裸になったが、今枝の途中から「芽吹き」を始め懸命に頑張っている。以前の「森」に戻るには何百年かかるのだろうか。

14時過ぎ、豊洋台のSさん宅に到着。2018年ツーリング途中にお邪魔して以来の再会だ。車で豊田温泉にいって一風呂浴びにいったあと、奥さんともどもイッパイが始まった。フグ刺し、クジラ刺し、ヤリイカの刺身、冬場に釣ったワカサギの天婦羅にお寿司とご馳走が並ぶ。Sさんは大病を克服し、今は週5~6回のジム通いに犬を連れての朝晩の散歩と健康そのものだ。積もる話に華が咲き、23時まで語りつくした。

 

今日27日(月)は雲一つない快晴だ。朝の日課である犬の散歩につきあい、10時前、彼の車で出掛ける。

2018年5月「こころ旅」の舞台となった「吉母海水浴場」を見て、本州最西端の「毘沙の鼻」へ行く。

荒々しい海岸線、瀬戸内海並みの多島美、九州まで見渡せる景色にしばしウットリだ。このあと室津港などを経由し、一旦家に戻ってそれぞれの車で再び出発。

昼飯は「川棚のたかせ」で名物「瓦そば」をご馳走になる。アッツアツの瓦の上に茶そばが載り、上には炒めた肉、錦糸卵、刻み海苔が載り、これまたアッツアツのつけ汁とモミジおろしで食べる。食べ進むと、味変でそばの下がカリカリと香ばしくて旨い。食べ終わってSさんとはここでお別れ、またの再会を期す。

先ずは「石柱渓」に寄りたかったのだが、細道を間違えてたどり着けず断念。そのまま長門市の半島が突き出た西端に近い「楊貴妃の里」二尊院へ。

説明書きもなく、話を聞こうにも誰にも会わない。本堂の前には楊貴妃像が、、、。ここの妃は東郷青児風の美貌である。

山中を東に走り、「元乃隅稲成神社」に行く。インバウンドに人気沸騰、入場は無料だが有料のりっぱな駐車場もできている。風向きが悪かったのか「竜宮の潮吹き」が見れなかったのは残念だった。

道の駅「センザキッチン」を少し冷やかし、16時長門市の宿にチェックイン。明日は、秋吉台、萩を経由し津和野まで足をのばす予定だ。