春をもとめて

今日は「晴れ」の予報通り、朝から柔らかな陽射しがでている。先週バイクを持ってきてからは天候がイマイチだっただけに、待ちに待った日となった。イソイソと支度をして、9時過ぎ、南出来島を出発する。
バイパスから国道49号線を走り、小一時間で最初の目的地「瓢湖」に到着。青空、残雪の五頭連峰、ピンクの桜が水面に映る風景が大好きなのだが、適ったのは山だけ。でも開花した木もあるだけに、来週には望みが適うのではなかろうか。
田園地帯を20分ほど走り、福島潟に到着する。先週の「こころ旅」で東温市の「見奈良の菜の花畑」に刺激されたわけではないが、黄色い春の風景を観たくなった。「一面の菜の花畑」と言いたいところだが、黄色の絨毯は意外と狭い。それでも散策されてる方は多くニワカカメラマンと化していた。風はまったくなく湖面に逆さの山々が映えていたが、青空が弱くしかもちょっと逆光気味だったのが残念だった。
時刻は11時、そろそろ昼飯が気になるところ。新発田のラーメンも考えたが、まだ時間もあるので国道7号線を北上し、村上まで行くことにする。いつもなら「町家のひなまつり」を開催している3月に村上へは来てるのだが、今年はお初である。目的の店に着くと、ツーリング途中か長岡ナンバーのハーレー4台が並んでいた。寄ったのは「美食ややま信」。久々の入店、メニューはかなり多くなったが迷わず「牛丼(1206円)」を食べた。う〜ん、相変わらずの美味さである。食事後、市内の町家や寺町を少し走り、瀬波温泉の「お魚センター」、岩船漁港の市場などに寄る。今日は珍しく地魚の良いのがあったので迷ったが、結局冷やかしに終わった。最後に7号線沿いの道駅「神林」に寄る。山菜目当てだったがまだ早かったようで、「こごみ」と、安かったので「からし菜」「あさつき」を買う。帰りは国道7号線をまったり走り、15時前にはマンションに着いた。
今年に入って「暖気と目慣らし」の運転はしていたが、今日は久しぶりに「走った」気がした。来週になると県内どこもかしこも桜が満開になる。無理せず、でも精力的に、春を求めて走り回ろうと思っている、、、