オレは、老人?

今日雨でなければバイクで走るつもりだったが、日中も気温が上がらず、外出をあきらめて引篭もりを決め込んだ。
一昨日、一般的に65歳以上とされている高齢者の定義を75歳以上にすべきとする提言のニュースがあった。10〜20年前に比べ歩行などの身体能力が5〜10歳は若返っているし、内閣府の「高齢者は何歳から?」のアンケートで「75歳以上」とする比率が高まったことが根拠となっているらしい。安くはない「介護保険」の徴収が開始され、老人になったばかりの私としては、見逃せないニュースだ。
バイクで旅していて、どこの観光地でも日本人では「年金世代」の数の多さとその元気さに圧倒されることがしばしばだ。
これらが世界的にも言えるのかどうか知らないが、ある意味、戦争もない平和な日本の豊かさを表していることは確かだろう。顧みることもなくただただ前進することのみに一生懸命だった先輩方のお陰で、精神的にも肉体的にも豊かになったと思っている。さらに遊ぶことの多様さも若返りの要因として挙げられるのではなかろうか。
一方で豊かさを求めるあまり「ダブルインカム・ノーキッズ」の風潮が高まり、少子化に拍車がかかっていることも見逃せない。
私自身、60歳で新潟へUターンしてからジム通いを始め、本格的にバイクで遊びだしてからは、肉体的・精神的にも50歳代より若返ったことは事実だ。いつまで若返っていられるかは神のみぞ知るだが、無理せず頑張りたいとは思っている。
「高齢者の準備期」にあるらしい私。今度横浜へ行ったら、Sちゃん、Mちゃんには「予備じいちゃん」「セミジイジ」とでも呼んでもらおうかな、、、