コウグリ

朝はすこ〜し降っていたが、まもなく青空が広がってきた。蒸し暑さもすこ〜しやわらいで、昨日よりは過ごしやすい。
おとといのAKB総選挙、やはりかなりの人出で大賑わいだったようだ。多くの飲食店ではオールナイトでサービスして好評だったらしい。15億円の経済効果が達成されたか知らないが、結構なことだ。
今日の午前中、ピア万代で買い物をしてきた。久しぶりだったが相変わらずの賑わいである。昼飯は、隣にある新潟漁協の食事処で「コウグリの煮つけ定食」970円を食べてきた。コウグリとはウマズラハギのことで、新潟ではポピュラーな魚だ。我が家の食卓にもしょっちゅう載っていたので、きっと昔は安かったんだと思う。
父親は魚が好きで、食べ方も上手かった。煮付けなどは、身を食べつくしても残った骨やアラをチュッチュと吸い、さらにお湯をかけて即席スープを味わっていた。食べたアトは、猫がまたぐどころか、猫も寄り付かないだろうと家族でよく話をしてた記憶がある。
私も魚の食べ方は上手な方だとおもっている。随分むかし、出張先の塩釜の居酒屋でイッパイやりながら焼き魚を食べ終わったとき、女将さんから「きれいに食べましたね。でも魚好きの人は骨まで食べるものよ」と言われたことがあった。何の魚だったか忘れたが、そのままバリバリ食べるにはかなり硬い骨だったことは確かで、塩釜の人はきっと歯が丈夫なんだろうと感心したことを覚えている。
そんなことを思い出しながら、コウグリを食べてきた。