足湯に入れない

昨日に引き続き朝から良い天気に恵まれた。今日は気温も14℃くらいまで上がるらしい。
となれば大人しくしている手はなく、ウキウキしながら支度をしてバイクに乗りに行く。9時前に出発し、高速を使って一時間もかからずに村上の道の駅「朝日まほろば」に到着。走ればまだ体は冷え、ホットコーヒーで暖をとる。国道7号線を山形方面へ北上していくと、周りの空気が急に冷え冷えになってきた。さすが道路に雪はないが、葡萄トンネルあたりでは道脇にまだ1メートル以上の積雪がある。
海岸線の勝木まで走り、今度は345号線をしばらく南下すると「笹川流れ」に到着。
視界良ければ粟島も望めるこの海岸線は絶景だが、駐車場が少ないのが難点。塩を作っているところに入れ、写真を撮る。新しいデジカメのパノラマ写真もうまく撮れたと思う。
昼も近く気温も上がって走りはサイコー、気持よく海岸線を下る。昼前に瀬波温泉の「磐舟」に着き、立ち寄り湯(500円)を楽しむ。3年ぶりくらいだったが、見晴らしの良い露天風呂は変わらないものの長い階段廊下の壁紙は剥げ蜘蛛の巣が張ってるなど施設面ではダイブ落ちたなあ。
ここを出るとき、重大なことに気がついた。玄関で脱ぐときは片方ずつ下駄箱に突っ込んだので分からなかったが、ナント、靴が左右違うではないか。どうもウチを出るときからシックリ来なかった。これもトシかなあ、恥ずかしさのあまり、逃げるように温泉をアトにした。
岩船港をぬけ、昼飯は神林の「炭火焼きチャーシューや松澤」でチャーシュー麺(850円)を食べたが、これが大ハズレ。一応家系となっているが、スープは豚骨系ながらまるでコクがなく、漬けすぎたような色の変わったメンマにホウレンソウもチリチリバラバラ。チャーシューなんて全然焼いてないではないか。細麺もベチャベチャで、最悪に近いモノだった。
一旦、7号線に出てから113号線に入り、道の駅「せきかわ」に行く。中ではここの名産「ネコチグラ(藁で作った猫用ねぐら)」教室が開かれていた。ここには足湯もあるのだが、靴がビッコタッコでは脱ぐことが出来ず諦めざるをえなかった。
三時半、新潟帰着。うらぶれ気味の立ち寄り湯、最悪に近いラーメン、極めつけは靴の履き違え、昨日「金麦ゲッツ」のツキはどこへいったのだろうか。