お遍路ツーリング(十日目) チョー気持ちイイ〜

起きてカーテンを開けると、予報通り若干雲はあるものの青空が広がっている。コンビニのサンドイッチをほおばり、06時20分、須崎のホテルを出発する。
絶好のツーリング日和。昨日行った四万十町までは無料高速を利用しあとはひたすら南下して、09時前、足摺岬に到着した。早速、土佐清水出身のジョン万次郎像が出迎えてくれた。1983年秋、アメリカ・ボストン出張中にジョン万が通った小学校のそばを通ったことを思い出した。ちょっと先の展望台から足摺岬灯台を臨む。何の抵抗もなく「おいらみさきの〜、灯台守は〜」を口ずさむのは団塊の世代のサガだろうか。
バイクはそのままにして、向かい側にある金剛福寺へ参拝に行く。
38番札所・金剛福寺
一番南に位置しているし、雨上がりの青空のせいもあるのだろうが、広々とした境内は非常に開放的な雰囲気があった。
39番札所へ行く前に、土佐清水の「竜串海岸」に寄る。波に侵食されてアバタ状の岩が有名で、弘法大師もこの景色を見過ごしたという「見残しの地」という碑がある。

39番札所・延光寺
11時20分到着。宿毛市街から東へ数キロ入ったところにあり、高知最後の札所だ。ここには団体専用の宿坊もあり、何かドタバタしていた。終わって少し戻るように、40番札所へ行く。
40番札所・観自在寺
いよいよ三つ目の愛媛県に入り、12時30分到着。寺のある御荘町には、センター時代に乗船していた船の母港であり、ドック明けにはここで漁網やら食料やら積み込んだので2〜3回来ていたが、こんなりっぱな札所があるなんて知らなんだ。
今日参拝する予定の札所は終了。直ぐ近くの「道の駅みしょうMIC」で昼飯を食べる。このままホテルへ行けば14時半には着いてしまうので、遊子・水荷浦の段畑を観に行く。さすが日本のマチュプチュ、よくぞここまで石を積み上げたものと感心する。旨いジャガイモが採れるそうだ。
宇和島市内に入り、隠居した藩主の住まいだったという「天赦園」を見学する。ほどほどの広さで庭が美しい。ここからは、現存12天守の一つである宇和島城が望める。06〜18時の間、天守のある城山に上ることができるそうだが明朝どうするか、今晩考えよう。
今朝LINEを見ると、一家でアメリカ旅行中の二人の天使の写真が送られてあった。う〜ん、これは元気が出る。
明日は41番から久万高原の45番、松山市に入って47番くらい行けたらといいな、、、