恵方巻き、転じて

相変わらず晴れたり、曇ったり、小雪が舞ったり、真冬らしい天気が続いている。
今日は節分、恒例となった「恵方巻き」の日である。この週末はずっとオウチの中で引き篭もり、午前中、3日ぶりに外出して具の買い物に行ってきた。一時過ぎから準備に入る。今日の恵方巻きの具は、①ステーキ(冷凍庫にあった)②出汁巻き玉子③干瓢④メバチカニカマ、彩りにレタスを刻む。出汁巻き玉子を作り、干瓢を煮てステーキを焼いたところでご飯が炊きあがる。すし酢を分量通り入れてマゼマゼし、準備完了。
一本目はステーキ入の太巻きに挑戦するが、どうもうまく巻けない。ならば細巻きとばかりマグロとカニカマを巻くがこれも失敗、細巻き2号、3号もダメ、4号の干瓢に至っては塩鮭よろしく切腹状態で、すぐ腹の中へ入れて処分した。
コレ以上挑戦するのは、有明の海苔業者に申し訳ない。最後の手段で、デジカメ撮影用に失敗した細巻きを束ね、シャリを足して「太巻き」を作りブログ用にした。
残った酢飯を茶碗にとり、具を全部のせて「ワケアリ丼」が出来上がった。
恵方巻きを作り始めて3年目か4年目になるが、今年の出来は過去最低だ。ミテクレが良くても悪くても腹の中に入れてしまえば同じだと思っていたが、和食は「目から」ということを痛感した。どこか「オジンの料理教室」でもないだろうか。