北海道ツーリング 2017秋 (七日目)  カヌーで釧路川下り

スッキリした天気ではないが、今日は雨の心配はなさそうだ。ここの宿は屈斜路湖摩周湖の中間の国道391号線沿いにあり、大阪出身の50歳代のご夫婦で営んでいる。7時半から朝飯を食べ、8時過ぎに出発する。
弟子屈に連泊した理由は、屈斜路湖から釧路川を下るカヌーの予約が今日しか取れなかったためである。屈斜路湖コタンに着いてすぐ乗船の準備に入る。ガイドは40歳代のご主人。天気はイマイチだが風もなく、まあまあのコンディションだ。塘路〜細岡、西表島に続く3回目のカヌー、屈斜路湖で軽く足慣らし・手直しをやって、いよいよ釧路川を下っていく。途中休憩を入れて7㎞、3時間のコースだ。
釧路川に入ると、ところどころ紅葉も始まっている。
中流域に比べ、倒木が多いのも源流域の特徴とのこと。川底から湧き水が出ているところも多く透明な水の元となっており、40㎝オーバーのニジマスも透けて見える。半分過ぎたあたりで岸に寄せ休憩。本格的なドリップコーヒーを提供してくれた。遊びでスルメを付けた糸を垂らすとザリガニが面白いように連れた。ガイドさんとの会話も楽しく、あっと言う間の三時間だった。
昼飯は摩周駅前の「ぽっぽ亭」で「摩周の豚丼」1,080円を食べた。何年か前の「こころ旅」で火野さんが食べたもの、味はウナギの蒲焼とオンナジ、つい山椒が欲しくなる。
国道391号道道53号〜国道274号国道240号を経て道東道の阿寒ICから高速に入る。浦幌ICまでは無料区間、浦幌からは一般道で、16時ちょうど、池田町のとほ宿に到着。18時、みんなで温泉に行った後、食事となる。ここは二食付き4,320円ながら夕食の「国産牛ステーキ」がウリだ(食べかけの写真で失礼)。
歓談後、みんなで記念写真。千葉の先輩二人はエンジン付きパラグライダー仲間、道内の牧場を借りて飛行を楽しんでいるよし。私のみ右隣の方は、ナント、寺泊のご出身だそうな。左隣は茨城の大学4年生、真っ赤なマツダの車で旅行中とのこと。
明日道内は雨、特にここ道東では大雨の予報が出ている。ということで、明日の走りは中止し連泊することに決定。困るのは10〜16時の間は宿からでなければならない。ここの観光と言えば「ワイン城」しかなく、朝から入りびたりでワインをがぶ飲みするわけにもいかないし、、、どうしよう、、、