相撲について

雨雲が低く垂れ,時折降ったり晴れてみたり,でも風の強い一日だった。

大相撲春場所が終わった。1敗の鶴竜が本割で負け,白鵬が本割と決定戦に勝って逆転優勝,2年ぶり開催の大阪も沸いたようだ。

大学時代,相撲部だった。上京したてで大学に行ってもまだ友達も出来なかった時に,先輩から声をかけられ,生協のうどん一杯を奢ってもらったのが縁で相撲部に入った。大学の実力は,日大,農大,駒沢,中央など有力校とは月とスッポンどころか月とミドリガメ以上の差があり,試合会場で2学年上の輪島なんか見ると,怖くて思わず後ずさりするくらいだった。

相撲で唯一貰ったのがこのメダル。3年生の秋,東日本学生リーグ戦(靖国神社奉納相撲大会)三部の団体戦で個人として全勝したものだ。チームも三部で優勝,二部最下位校との入替戦も勝って昇格したが,卒業して10年も経たないうちに入部者がいなくなり伝統の相撲部も廃部になってしまった。

大相撲は国際化が進んでいるが,やはり日本人横綱の誕生を期待したい。