2024春 西国行脚(18日目)

淡路泊まり

昨夕から風が急に強まり、今日も強風注意報が出ている。雲は多めながら薄日が射す時間も長く、マアマアの天候だ。7時半始動、洲本城跡を目指す。

迷いながらも1時間ほどで城の見える大浜公園に到着。「千本黒松」の碑があるが、松はまばらである。映画「北の零年」のボードとともに「お登勢の像」が立つ文化史料館は休館日、仰ぎ見る洲本城跡へ行く。

駐車場から「歩いて4分」の天守閣へ10分かけてようやく上がる。

オモチャのような復元天守閣だが、ここから見る景色は「洲本八景~一望の大浜」として絶景である。石垣等からみても、蜂須賀家の支城でありながらかなりの規模である。

洲本城跡から40分ほどの「伊弉冉神宮」に寄る。ご存じ「国生み」「神生み」の神話に関わる伊弉諾大神が余生を過ごされた跡地に建つ宮という。パンフレットの「由緒」が初穂料50円、金儲けも長けていらっしゃる。あまりの達筆にブックリした御朱印も戴いた。

明石海峡公園に向かう途中、淡路うどんの看板を見つけランチ。天婦羅など自分で取るスタイルではなかったため、「カツ丼と小かけうどんセット」890円を食べる。テーブルにあった取り放題のキュウリの辛味の効いた漬物が旨かった。

12時過ぎ、「明石海峡公園」に到着。大人450円のところ65歳以上は210円、ラッキーと思うと同時に「顔パス」で入れたことに少々ショック。

広い公園内は色とりどりの草花が咲いている。ここはワンちゃんも入れるようで、あちこちで花をバックに愛犬を撮っていた。一時間半ほどノンビリ散策する。

時刻は14時、今から高速を走っても明るいうちに琵琶湖周辺には着くと思うが、今日も少々歩き疲れた。島内北端の道駅「淡路」で泊し、あす高速で神戸・京都の渋滞を避け、琵琶湖東岸を廻る予定である。