あれから七年

昨日は北風がピーポー強まってまた真冬に戻ったようだった。今日は朝の冷え込みは厳しかったもののきれいに青空が広がって風も弱く、部屋にいればガラス越しの陽射しがタップリでポカポカ陽気であった。

2017年の今日、左目の網膜剥離のため緊急手術を受け、そして人生初となる二週間の入院生活が始まった記念すべきひである。横浜の娘のところに居た15日夕方から左目に黒い影が広がってきて視野が奪われ始め、翌16日、車を置いたまま新幹線で帰新。そして17日いつもの眼科医に診てもらうと、即市民病院に行って手術を受けるよう紹介状を渡された。

当時のブログに手術の様子や入院生活など詳しく書いているが、忘れられないのが手術の翌日に車を運んできてくれたパパと一緒に見舞に来てくれた当時4歳のSちゃんの表情。術後の左目に防護用の大きなメタル製の眼帯をしてるワタシを見て顔はこわばり、いつもの笑顔はどこへやら。ハイタッチして別れるまで、その表情が崩れることはなかった。あとで聞いたら「キャプテン・フックのようで怖かった」と言っていた。

あれから七年、視力と視野は回復したものの像のユガミは相変わらずだ。目を凝らす読書は苦手になったが、幸いなことに車の運転には支障ないので助かっている。三か月ごとの検診は良くも悪くもなってないようなので、この状態は墓に入るまで続きそうである、、、