今朝の気温は昨日と同じ12℃のはずなのに、冷え込みがキツイようで寒くて早めに目が覚めた。浜頓別は本曇りである。
8時、始動。道道84号線で豊富町へ向ける。この道は全体に走りやすいのだがだが、中間部の約5~6㎞に路肩がほとんどなく注意が必要だ。豊富に近づくにつれ青空が広がってきた。
約1時間で豊富町の「大規模草地牧場」に到着。大型コンバインによる牧草地の草刈を眺めながら、コンビニオニギリの朝食だ。いつもの雄大な景色だが、展望台に近い「くぼ地」が、随分大きくなっている。風雨による浸食と思うが、まさかシベリアのように凍土が溶けてるわけでは、、、
サロベツ原野をのぞいたのは今月9日。そのとき次にエゾカンゾウを観に来るのは、早くても「土・日の混雑を避けた26日」と勝手に決めたのだ。19日のホームページに「エゾカンゾウが咲き始めた」の記事が載り、期待してるところである。でもまだ9時半、稚内に向かうには早すぎる。今ならまだ空いてるのではと思い「フライング」して湿原センターの様子をのぞきに行くことにする。
15分ほどで到着。お~、黄色い花が咲いてるゾ。センター付近ではポツポツ、奥へ進むにつれ花の数が増えていく。
ヒオウギアヤメもまだ見えるが、でっかいのはカキツバタだ。ズームを伸ばすと、海に近い西側の方がエゾカンゾウが密になっている感じだ。明後日がますます楽しみになってきたゾ。
海岸に出てオロロンラインを北上する。途中「こうほねの家」駐車公園で休憩。整備が進み、新しく石碑が建ってるし遊歩道道もきれいになった。圧倒的なハマナスと、わずかながらスカシユリも咲いている。
12時過ぎ、稚内公園の一番高いところにある「開基百年記念塔」に到着。入館料400円、先ずは間宮の林ちゃんが出迎える「北方博物館」を見学する。
宗谷地方には先史時代から人が住んでおり、集落跡や石器・土器が多数出土している。江戸時代前期になると、松前藩がアイヌ・北方民族との交易の場を設置したことで和人の出入りも多かったという。林ちゃんが樺太探検した際の資料も多く、彼が描いた北方の人たちのスケッチがおもしろい。
展望タワーに上がってみる。視界が悪く利尻・礼文は見えないが、250mからの景色はさすがである。帰る途に「氷雪の門」の前を通る。稚内の花なのか、ピンクの「アルメニア(ハナカンザシ)」がきれいだ。
昨日常宿のキャンプ場に電話したが、明日は取れたが今晩は満杯。早めに道駅「わっかない」に行くが満車で入れないではないか。夕方には空くと思うが、仕方なく漁港の岩壁に停めブログを書いている次第。
明日も付近を探索、いつものキャンプ場に泊の予定だ。