鉄路が消える‼

午前中はパラパラ小雨も降っていたが、昼頃から一気に青空が広がり暖かくなった。

NETのニュースを見ていたら、函館本線長万部~小樽間の廃線が決まったという。この線は、函館から大沼公園を通って長万部へ。ここから噴火湾沿いを走る室蘭本線と別れ内陸に入って黒松内ニセコ倶知安を経由して余市、海沿いに走って小樽、札幌を通り旭川に至る大動脈だ。今回新幹線が函館から札幌まで延長されることに伴い、長万部~小樽間はJRから分離され地元支援を伴う第三セクター方式が検討されていたらしいが、経営の見通しが立たず廃線が決まったとか。余市に眠るマッツァンもさぞかし悲しんでいることだろう。

北海道を走り始めてからまだ9年でしかないが、この間も留萌線札沼線廃線、災害後も復旧の見通しが立たない日高本線根室本線の一部、廃止となった駅舎など多くを見てきた。乗り鉄でも撮り鉄でもないが、旅の途中で駅舎に立ち寄ることが多い。去年行けなかったぶん、今年は6~7月、9~10月の二回、北海道ロングドライブを計画しているので、廃線予定の駅舎やホームをデジカメに納めるつもりでいる。

鉄道は線路の維持保線だけでも膨大な費用が必要であるし、利用客が一日何人もいない状況では廃線もやむを得ないだろうが、寂しい限りである。過疎の悩みは海道に限ることではない。いずれ都市部を除く日本各地の地方路線も同じ運命をたどるんだろうな、、、