気配なし

予報に反し、起きると大きく青空が広がっている。風がないぶん昨日より暖かく感じられる。でも青空が続いたのは午前中だけ、その後は雲が広がってちょこっと雨も降ったようだった。

それにしても雪が降る気配が感じられない。11月は寒い日が多かったので冬の到来は早いゾと思いきや、12月に入るとまるで逆。最高気温も10℃を切ったのは数えるほどだ。予報では19日頃から雪ダルマが並んでいるが、果たして積もるところまでいくかどうか。

小学生の頃は、12月半ばとなればチラチラ雪が舞うかミゾレの毎日。舗装されてない道はグチャグチャで、春先まではゴム長靴が必須アイテムだった。木製だったミカン箱かリンゴ箱の底に竹を取り付けてもらった手製雪ぞりを準備し、雪が積もるのを今か、今かと待っていたものである。市内はほとんどフラットなので、子供たちはスロープを求めて白山公園や新大病院の坂で遊ぶのが常だった。だからホワイトクリスマスなんて当たり前、一旦雪が降れば車が通る道を除き小路や路地は根雪となり、春まで融けることはほとんどなかったなあ。

冬になったら雪が降り、春が来れば花愛で、夏は大汗をかいて氷をほおばり、涼しくなれば紅葉狩りを楽しむ。季節はメリハリがあった方が良い。さて今冬はどんなカオを見せるのかな、、、