北海道ツーリング 2018秋(三日目) 午後から雨

昨夜は、晩飯後小規模に飲み会をやっていたようだが、病み上がりの身(?)なので参加は遠慮した。今朝は7時半から朝食をしっかり食べ、8時半過ぎ、宿を出発する。
今やカーリングの聖地となった「常呂カーリングホール」、10時オープンで残念ながら中には入れなかったが、本橋、藤橋、吉田姉妹の「そだね〜」の声が聞こえてきそうだ。
常呂郊外の森林公園内にある「百年記念塔」に行く。階段をちょうど百段上ってやっと展望台につくが、狭いのなんの。狭い窓でしかも鋼線入りのガラス越しだから、折角の絶景も台無しだ。「何じゃ、こりゃ? 責任者、出てこい」と思って下に降りたら左の張り紙に気づく。「これじゃあ、怒れないよ」と笑うしかなかったなあ、、、
能取湖をほぼ一周し能取岬へ向かうが、途中の海岸には釣り人がいっぱい。話を聞くとルアーでカラフトマスを狙っているとのこと。「今日は二本バラシて、釣獲なしだ」とぼやいていた。
何年ぶりかの能取岬。天気も良く黒白の燈台が映えて、今日はかろうじて知床連山も遠望できた。
網走市街を通り越し海岸線を東へ。JR鱒浦駅を過ぎてすぐ内陸に入る道路が、今「感動の径」として売り出している。最初は全然感動しないまま進むと、急に視界が開けて美瑛並みの景色が現れる。展望パーキング付近を歩いて撮った三枚、少しは「感動」できるだろうか?
涛沸湖を抜け「小清水原生花園」へ行く。インフォメーションセンターで話を聞くと「ピークは7月だけど、小さい花がまだまだ咲いてますよ」とのこと。確かに咲いているものもあるが、やはり盛りは過ぎていたかな。風は強かったが天気に助けられて、それなりに楽しむことができた。
小清水からさらに東の「道の駅しゃり」に寄る。館内にあるPCで気象をチェックすると、これから向かう一山超えた標津町は昼から雨で遅くなるほど強くなる予報だ。時刻は13時過ぎ、先ずは腹ごしらえととレストランで「カツミートスパゲティ(スパカツ)」1,150円を食べた。
14時前に道駅を出発するが峠に近づくにつれ、雨雲が低く垂れこんできて風はますます強くなる。しょうがなく途中のパーキングでカッパを着こみ、完全防備完了。しかし降りそうで降らず、15時ちょうど、今晩の民宿「モリシバ」さんに到着した。しかし16時頃からポツポツしだし、17時頃には音を立てて降り出した。
18時半から晩御飯。カラフトマスを使ったちゃんちゃん焼きにホタテの刺身、野草の天婦羅、行者ニンニクの醤油漬け、勿論ビール付きである。今晩の客は奈良の女子大生と私だけ、晩飯中からご主人・奥さんも入り台風のテレビを見ながら話が盛り上がる。
明日の予報は、明け方までは雨が強くその後は止んで午後はお日様マークが付いている。ギリギリまで居させてもらって、明日は厚岸で宿をとるつもりだ。