北海道ツーリング 2016秋 (十三日目) またもや雨

昨夜はホテルの近くの食堂で、食前酒に中瓶ビール一本、前菜に餃子を戴き、メインにカツ定食(右)の夕食を食べる。そして今日の朝食はバイキングのフルコース盛り(左)。関西オバタリアンの団体さんと一緒で、「イーリャンサンスー」に負けない騒々しさだった。
8時30分、小雨がパラつく中を出発。40分ほどで尻屋崎の入り口に到着するが、何とゲートが閉じているではないか。諦めて自販機のコーヒーを飲んでいたら、車がゲートに近づくと自動で開くではないか。慌てて私も後に続く。
キョロキョロしながら走っていくと岬近くでようやく馬に出会う。今の気温は17℃、「寒」というにはほど遠く、とすればこの親子馬は「寒立馬」ならぬ「温立馬(おんだちめ)」だろうか。
もと来た道を引き返す格好で、野辺地町に向かう。ねらいは常夜灯、ムカシの灯台だ。「こころ旅」ほかいろんな旅番組で紹介されており、一度は来たかったところだ。デジカメを撮ったあと、昼飯にバイクで30分ほどの浅虫温泉「ろくさん食堂」へ向かう。
かなり前の「こころ旅」の食事処でメモしてた店だ。火野さんと同じ「三色丼(イクラ・ウニホタテ)1,600円」を食べたが、ウニもミョウバン処理されていないし、ホタテは自家養殖だし、フレッシュでとても旨かった。食後に店の方に火野さんの話を聞くが、彼は04年とこころ旅の12年の二度来店しており非常に気さくで楽しかったそうだ。雨天用支度で靴が脱ぎづらい私に代わり、奥に飾ってある色紙をデジカメに撮ってくれた。
このあとは八戸市を経由して今夜の宿に向かうだけ。天候は午後から止む予報だが、一向にその気配は見えない。途中の道駅で休み休み走るが、八戸を過ぎ15時をまわったあたりから雨脚はますます強くなりモヤもかかって視界が悪くなってきた。
予約したのは久慈市の北、侍浜の温泉宿「きのこ屋」。私のカーナビに登録がなく、道脇に止め携帯で確認しながら16時半にようやく到着。玄関脇の屋根付き部分に止めさせてくれたばかりか、乾いたタオルを数枚用意してくれて大助かり。早速温泉大浴場で体を温め、十畳の和室で濡れたものを乾かす。部屋でWIFIも使え朝飯付き6,450円は安いと思う。
明日も天気はイマイチだが、海岸線を気仙沼まで南下して投宿の予定だ。あと二日のツーリング、慎重に、シンチョウに、、、