2015春 山陰・九州の旅(三日目) 参詣三昧

今朝は山陽側が雨で山陰側は晴れ。悪運はまだ続いているようだ。
朝飯抜きで7時過ぎに向かったのは境港駅。「鬼太郎」のふるさととは聞いていたが、駅も「鬼太郎駅」、空港も「米子鬼太郎空港」に決まったとか。そのうち「鬼太郎市」「鬼太郎港」が生まれるかもしれない。駅前の「水木しげるロード」を歩いてみたが、正平さんが気に入っていた「子泣きじじい」は見つけられなかった。
朝飯を食べるべく、境港の漁協直売所とお魚センターに行くが8時半オープンで品物が並び始めたばかりで、唯一「岩牡蠣」がその場で食べれた。隠岐の島産で一個800円、ムコ殿に悪いと思いながら一口で一気喰い。や〜、旨かった。
大橋を渡って島根に入り「美保神社」に行く。まだ9時前、図々しく正面に駐輪してお参りした。ここはえびす神の総本社とかで商売繁盛のほか、鳴り物に絡んで楽器の上達にもご利益があるとか。
すぐ脇の通りが「青石畳通り」。なかなか雰囲気があり、正平さんが冷やかしで入ったのは確か老舗旅館「福間館」だったかな(でもガラス越に貼られている「来店の有名人」に正平さんは無かった)。

中海に浮かぶ「江島」「大根島」を通り、安来の「足立美術館」に行く。大観をはじめとする美術品もさることながら、外国人からは一番とされる日本庭園が有名だ。入館料2300円にはビックリ。残念なのは庭には下りられず、ほとんどがガラス戸越でしか庭園を見れないこと。確かに美しいが、何かピカピカして「侘び寂び(私もわからないが)」が感じられない。さらに設立者は大観を120点収集したというが、展示されているのは20点程度? 2300円も取るのなら出し惜しみするな、と言いたいなあ。
11時を廻ったばかりだったが、隣の「吾妻そば」で割子そば780円を食べる。蕎麦のシコシコ感とツユのしょっぱさが旨かった。松江城に寄る。脱ぐのが面倒なので天守閣には上がらなかったが、さすが現存する四天守だけのことはある。「なんじゃもんじゃの木」が満開だった。
目にご利益があるという「一畑薬師」へ行ってみる。GW中は知らないが、今日はガラガラ。途中から宍道湖が遠望できた。宍道湖は初めてではないが、あらためてその広さを思い知る。
二時半過ぎに、今日最後の「出雲大社」に寄る。もう出会いは関係なし、娘の安産をお願いする。
16時過ぎ、大田市のホテルに到着。近くのお好み焼き屋で晩飯を済ませた。
明日は石見銀山、益田から浜田、津和野を経由して山口に泊まる予定だ。天気は上々で暑さ対策が問題となりそうだ。