曇り空も午後からきれいな秋空に。まだ本調子でないので、今日もテレビっ子に徹した。
9時からBSアーカイブで白川郷の大屋根ふきをやっていた。みんなで力を合わせてやることを「結(ゆい)」と言うそうで、その「結の力」で合掌造りの萱のふきかえを行うものである。
この村の合掌造りの全部が「世界遺産」になっているわけではないそうで、遺産でない家は維持できずに解体するところも多いようである。先週行ったとき、廃屋のような家もあれば、真新しく感じた家があったのもこのためなのかと納得した次第である。
夕方のニュースで、田沢湖の水位が異常に下がっているそうで遊覧船の運航に支障がでているとか。またブナも虫にやられて黄に色づく前に落葉しているそうである。そういえば「たつこ像」も水辺からニョキッとした感じで立っていたよな。
夜のBS「東北ローカル鉄道の旅」では、石巻しみん市場が紹介された。ここのI社長はマルハ時代の上司である。津波で市場全体が流され、それでも数軒の店が復興に立ち上がり店舗を再開している。I社長も随分痩せたように感じた。
津波の被災地に行かなければと思っているが、まだまともに見る勇気がない。テレビでも正視できない場面がある。自分自身、もう少し時間がかかると思っている。