合掌集落・奥飛騨温泉郷ツーリング(3)

10月10日(水) 天気晴朗なれど風強し

ツーリングも最終日。
今日も天気は良さそうだが、朝は冷える。起きると同時に一風呂浴び、7時から朝飯。
定番のメニューだが、鉄板で温める「ほうば味噌」が旨かった。

ホテルの玄関に古めかしい「BSA」のバイクが飾ってある。出発前にマスターとバイク談義に花が咲く。何でもこのバイク、20年ほど前に北海道でホコリまみれのものを持ってきて動くようにした由。飾って10年以上経つが、今でも走りは可能とのことだ。

8時半、ホテルを出発。
温泉郷の県道475号線から国道471号線に入り、高山方面に行くとすぐ国道158号線にぶつかり、松本方面に向かう「安房峠トンネル」になる。
このトンネルは有料でETCを利用できるが、今、工事中でETC車は「カード」を出して機械にかざせ、となっている。直前にいわれてもバッグからカードを取り出すのは無理。現金で払うべく、しくもくして後ろの車からにらまれた。

トンネルを出ると長野県。この158号線は路肩もないくらい道幅が狭く、バス同士ではすれ違いもギリギリ。




道の駅「風穴の里」で休憩。風穴とは地下水脈を通った冷風が地上に出てくるところに作った「室」で天然の冷蔵庫として活用してきたようだ。
駅の反対側は「水殿ダム」、山深いわけである。

松本は社内旅行で2、3回来ているので観光はパスし、インターから長野自動車道を北上する。天気は良いが、風が結構強いので運転には気を使う。
小一時間走り、小布施PAで休憩。
すっきりした視界ではないが、妙高山黒姫山が遠望できた。

このまま北陸道に出て新潟まで行こうかと思ったが、時間もあるので豊田飯山で高速を下り、国道117号線を新潟方面に向かう。車も少なくマイペースで快適な走りが出来て気持ち良かった。
道の駅「さかえ」で休憩をとって新潟県に入り、十日町でお昼を食べることに。そばの「由屋」「小島屋」はあるが、やっぱしラーメンが良いと国道沿いの「くにや」に入る。
いつも走っていて気になっていた店で「醤油チャーシューメン」800円を食べた。動物系のスープだがちょっとコクがなく中途半端な味。チャーシューはまあまあだが少し薄いかな。でも中太縮れ麺はそれなりに旨かった。

越後川口から再び高速に乗り、16時過ぎに無事到着。

今回のツーリング、三日間とも天候に恵まれ、外人さんとのハプニングもあったりとそれなりに楽しかったが、無駄な走りも多かった。
バイクで走れるのもあと一ヵ月。これから紅葉の本番、次はどこを走ろうかな。