新潟はまだスッキリしない天気が続いている。関東ほどの猛暑は記録されてないが、それでも30℃越えでかなり蒸し暑い。
パリ五輪がたけなわだ。70過ぎのジジイも、老体にムチ打って夜更かし覚悟のテレビ桟敷にかぶりつき、ライブで日本人選手の活躍に感激している。
特に柔道がオモシロイ。以前は金メダルを逃するともう憔悴しきって敗者復活戦なんてどうでもよいと思うような選手が多かった。でも今回は、「待て」のあとに締め落とされた永山、力が出ないまま破れた橋本、準々決勝の開始9秒で一本負けした舟久保、それぞれ気持ちを新たにし復活戦に勝ちあがって銅メダルを獲得してくれたことに拍手を送りたい。一瞬のスキをつかれまさかの一本負けした阿部詩ちゃんは残念だったが、妹の分まで頑張ったと言い切った2連覇の一二三お兄ちゃんはお見事。4年後のロス五輪ではまた兄妹同日優勝の快挙に向け頑張ってほしい。
柔道を表彰式まで見終わると深夜1時半過ぎ、ホントの感動はこの後に待っていた。一つは「なでしこジャパン」の第二戦のブラジル戦。見始めたのは0対1でもう残り時間は10分足らず、負ければ予選リーグ敗退の危機の中で熊谷さんがPKを決めて先ず同点。そして相手のパスミスを見逃さず途中出場の谷川が会心のミドルシュートで大逆転。思わず「やったー」の声が出た。
二つ目は今日の体操男子団体決勝戦。柔道の男女決勝を見終わってチャンネルまわしたら3種目目の吊り輪が行われてた。吊り輪は一緒に回ってる首位中国が圧勝、このあとの跳馬、平行棒と進んでも3点以上の差が縮まらない。どうあがいても金は絶対無理とあきらめムードで寝ながら見てたら、ナント最後の鉄棒でミラクルが起こった。一人目の演技を終えて1点以上差を縮めると、二人目先攻の岡もまずまずの演技。そして中国二人目選手の二度の落下があってこの時点で日本が0.5点ほど逆転する。三人目はどっちもエースの登場だ。今大会不調の橋本が何とか頑張って無難にまとめ、日本大逆転勝利の歓喜の瞬間を迎えた。
ジジイのサガで3時過ぎに寝ても7時前には目が覚めてしまう。午前中は頭がもうろうとしてる中でモーニングショーを見ながら日本のメダルラッシュに目を細め、午後はソファーに寝転び夢うつつの中でワイドショーを見ながら五輪の感動に浸っている。五輪はまだ10日以上もある。ジジイの体力が持つのか、毎日アスリートの心境でのぞんでいる、、、