2023秋 北海道・東北放浪記(16日目)

強い雨

昨夜の晩飯はテイクアウトした「インディアンのカツカレー」865円。辛さは5段階の3、だいぶ冷めてはいたがそれでも十分美味しかった。

今朝4時半過ぎ、車を叩く雨の音が大きくなり目が覚めた。一時的に弱まることはあるが、午前中はずっと降り続いた。やることもなく、車中でPCを開いて遊んでた。

9時オープンの敷地内にある産直市場、開店前に10人以上の行列ができていた。みなさんのお目当ては「L~LLの赤玉子18個入」だ。売り場に30ケースくらい並んでいたが、2~3c/sづつ手に取るもんだから瞬く間に売切れた。この赤玉卵は自販機でも販売されてるが、皆さん心得ていて販売時間がくると駐車場が混雑し、すぐに売り切れになったようだ。凄い人気である。

11時半頃ようやく雨が上がり、少しお散歩。近くに「開拓記念館」なる看板を見つけ行ってみるが、そこはナント「蕎麦屋」。靴を脱いで上がり店内を素通りして見学するわけにもいかず、「さるそば」850円を食べる。猪口、つゆも冷蔵庫に入れてたらしくキンキンに冷えていて、冷たい細切りの二八蕎麦も旨かった。

>記念館は大正末期に建てられた農家で店の奥に八畳間が4部屋ほどあり、生活用具、歴代の教科書などが展示されていた。

食べ終わって隣の「ビーンズ館」も見学。十勝地方の「豆」、それらを材料とした料理などを展示してるが、何が目的なのかサッパリ分からなかった。

天気も回復したので、大樹町の海岸線にある「晩成温泉」に行く。鄙びた保養所的建物を連想してたが、なかなかどうして大きな建物である。浴室も大きくサウナもあり、大きな休憩室、食事処も備えている。向かいには宿泊施設もあるが、。温泉に入れば敷地内にテントも張れるのでライダーには人気の温泉である。泉質はモール系で、昨日の音更より茶色が濃いがサラっとしている。

ノンビリと温まり、14時半、泊まる予定の道駅「大樹コスモール」へ向かうと、、、走ってすぐタンチョウがいるではないか。しかも離れているが、3羽、2羽、2羽、3羽、計10羽が確認できる。今航初めての大きな群れ、飛んでる姿はさぞや優雅だろうと想像してじっと待つが、ちっとも羽ばたかない。だいぶ粘ったものの状況は変わらず、諦めた。

この辺りでいつも姿が確認できる大樹町の畑作地に寄ってみると、、、お~、5羽の群れがいる。でも状態は同じ、10分ほど眺めて諦めた。

15時過ぎ、道駅「大樹」に到着。明日は天馬峠を抜けて浦河、新ひだか町の資料館を巡る予定である。