ハーレーライフに終止符

今日も朝からスッキリと晴れわたる。日陰に入れば爽やかな風が心地よいが、直火はかなりの厳しさがあった。

昨日、ふとバイクのことを考えた。コロナ後の「西国三十三所」「五木寛之の百寺巡礼」を廻る長旅は車で計画しているし、キャンプ中心に考えてる北海道も用具の関係で車、さらに、これから暑さでなかなか乗る機会も少なくなる。最近になって内野のガレージまでバイクを取りに行くのも億劫に感じてきた。「手放すのはいつ? 今でしょう」と思い立ち、早速ネットで見積もりできるところを調べてみた。

A社は年式、型式、走行距離で簡単に出してきたので、一応の相場を知る。そしてB社も同じように入力したら「後程、担当者が電話します」と返ってきた。10分後、実物を見て査定し合意すればその場で引き取り可能という。それなら善は急げ、今日内野のガレージで待ち合わせることにした。

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11時ちょうどバイク屋がきて、早速査定に入る。3月の12ヶ月点検からきれいになってもどってきてから何回走ったろうか? エンジン音は快調、でも洗車してないから汚れが目立つ。

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 40分後、ようやくチェックを完了。そしてどっかに電話して評価を報告したあと、ようやく査定額を提示してきた。正直希望額とは20万くらいの差がある。査定中は黙ってみていたが、ETC装備、ナビやバッテリーチャージャーを付けること、ハイオク満タンなどをアピールする。

担当者が言うには、コロナ禍以降アメリカからのハーレーが入りづらくなっており中古車人気が高まっているので今が売り時、ハーレーはピカピカが当たり前でサビが浮いている状態だと査定に響く、らしい。そして5万円アップしてきた。まだ希望額とは大きな差、もう一度粘ると、再度どっかに電話して「これが最後」と8万円アップとなった。

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バイクは三文判でいいらしく、早速契約書を作る。そしてさっさと積んで、テープを投げる暇もなくあっと言う間に運んで行ってしまった。

2008年12月、教習所で大型二輪に合格したその足でディーラーに行き購入して始まった私のハーレーライフ。新潟に戻った2010年からロングツーリングが始まり一代目はほぼ10年で9万㎞、新古の二代目は3年で2万1千㎞、地球を三周近く走ったことになる。北海道には計10回、内地は沖縄を除く都府県の海岸線をゆうに二周は回ったバイク人生も本日をもって卒業である。

火野さんが「こころ旅」で走っている間はバイクに乗ろうと思っていたが、これからはTANKで追いかけよう。でも、夜になってポッカリ大きな穴があいた気分におちいっている、、、