「エール」にエール

気温が上がらず冷たい一日となったが、午後から青空も広がり、比較的過ごしやすい日和だった。

朝の連ドラ「エール」が、コロナ禍で途中の中断をはさみながらも、本日終了した。物語的には昨日放送が最終回で、今日は出演者がNHKホールでモデルとなった「作曲家・古関裕而」の代表作を唄うコンサート形式で締めくくった。

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オープニング 曲は、戦後復興のシンボル「とんがり帽子」。子供たちはどっかの合唱団と思ってたら、みんな出演してた子役たちだったんだ。

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藤丸と夏目千鶴子が唄う「モスラの唄」、御手洗清太郎の「福島行進曲」、鉄男と久志が唄う「船頭可愛いや」。劇中の曲はかなり歌うことができるが、唯一知らないのが福島行進曲だった。

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藤堂先生夫人の昌子さんが唄う「フランチェスカの鐘」。歌の上手さにはビックリだ。

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もっとビックリしたのが、馬具職人岩城さんが唄った「イヨマンテの夜」。その声量からして、本物の歌手さんなのかな。

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 「高原列車は行く」を唄った光子さんはさすがの貫禄だったし、藤堂先生と久志がデュエットした「栄冠は君に輝く」もジーンときた。

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フィナーレは音と全員が唄う「長崎の鐘」、音も今日が一番上手い。今も心に響く曲、懐メロで見ていた藤山一郎の姿が目に浮かぶ。

この朝ドラ、勿論7月開催予定だった東京五輪にちなむ製作で、新型コロナウィルスなんて想像できなかったにちがいない。でも古関の曲に載せて進んだドラマは、コロナ禍で先が見えない不安だらけの今の私たちに「思いやりと絆で乗り切れ、負けるな」とエールを送ってくれた。ワタシ的に、半年間楽しむことができたこの番組に「ありがとう、ともにガンバロウ」とエールで応えたい気分である、、、