四国、4つ目
ここ道駅「なかとさ」は久礼漁港の中、今朝は5時前から「ガラガラ、ジャージャー」という音で目が覚めた。駐車場のすぐ脇に製氷塔があり、出港する漁船に粉砕氷を積み込む音だった。
今日は道の駅に寄りながら土佐清水にある「ジョン万次郎資料館」、さらにその先にある「柏島」できれいな海を見ることだ。8時半道駅「なかとさ」を出発、黒潮町にある道駅「なぶら土佐佐賀」へ。本当は毎年小型カツオの漁獲および売上高日本一を続けている会社が経営してるこの先の「黒潮一番館」だったのだが、残念ながら11時オープンで時間が合わず今回も断念だ。
道駅「ビオスおおがた」から国道を離れ、キャンプ場などの脇道を走って四万十川河口にある公園に行くが、全体を見渡せるところがなく中途半端。下流に向かって少し行くと、青海苔養殖の杭が並んでいた。
四万十川沿いに少し上流部の「安並の水車の里」へ行く。小型だが現役で働いている水車が十基近く並んでる。
稲刈りが終わって今は観光用の動きのようだが、田植えや夏場の本気印の時の動きや水量などは壮観だろうな。
お昼を食べに土佐清水の「足摺黒潮市場」に行く。土佐清水といえば、漁獲後船上で首を折って鮮度を保つ「首折れ(ゴマ)さば」が有名だが、最近全然水揚げがないとのこと。しょうがなく「鰹タタキ丼」1,100円を食べた。
食事処から3㎞ほど走って「ジョン万次郎資料館」に寄る。JAF会員割引で入館料は350円だった。初めてアメリカへ出張した際、ジョン万が通ったというニューベッドフォードの小学校を見て以来、気になる存在になった。しかし資料らしい資料は全然展示されておらず、船の模型や彼の漂流から日本帰国とその後の活躍をパネルで紹介するだけで、津本陽の「椿とハナミズキ」の要約みたいなもんだった。
出来るだけ宇和島近くまで走り、15時半、愛媛に入って道駅「津島やすらぎの里」に到着。ナンカ今日は一日中走りっぱなしのように感じる。明日は四万十源流、梼原を経て、その先は成り行き次第である。