アシが丸太に、、、
今日どう回るべきか、朝になっても決めあぐね、9時近くになってやっとホテルを出た。京大病院脇のバス停まで2ブロックほど歩き、知恩院へ向かう。
知恩院前のバス停から10分ほど歩き、籐洋一という山門前に到着。ウ～ン、デカい。境内に通じる7～80段の石段、段の高さがありかなりのシロモノ、ようやく上がり切った。
時刻は10時をまわったばかり、団体客がチラホラ見える。方丈庭園は石段を上るので断念、特別拝観などなく御影堂の中を見た程度。御朱印だけは戴いたが、ナンカ物足りなかった。
知恩院からぶらぶら歩いて南禅寺へ。いい加減コシにきたころ「蹴上インクライン」がみえてきた。琵琶湖疎水の落差解消のため舟を台に載せて引き上げる斜行鉄道だ。
11時近くになってようやく南禅寺三門に到着。600円で三門上まで上がってみたものの、五右衛門が絶賛した景色は拝めなかった。
ここは二度目の訪問、前回見てない水路閣が目的だ。疎水の水はきれいでかなりの勢いだ。
方丈庭園に入る。敷地内のあちこちに色々な形式の庭が眺められる。ここで作り置きの御朱印を戴いた。
南禅寺から近い「永観堂」へ。幼稚園の入口が境内に通じている。順路を間違え、石段のきつい「多宝塔」へ上る。
ここは紅葉狩りのメッカ、本堂などめぐる廊下からはいたるところにモミジが植わっている。
永観堂から「哲学の道」を歩いて、銀閣寺方面へ歩く。歩きっぱなしでかなりアシにもコシにもきており、オレにとってここは「イバラの道」だった。今日は冷たい北風が吹いているが、火照った体には扇風機代わりでちょうどよかった。
銀閣寺手前の「法然院」に寄る。石柱がなければ見落とすほどひっそりしており、茅葺の門も趣があった。
13時半近く、やっと、ようやく「銀閣寺」に到着。京都は何回も来ているが、ここは初めてだ。
さすがギンカク、どっから見ても映エル景色でしばしウットリ眺めていた。
銀閣寺から20分ほどの真如堂へ行くべく歩き出したが、やっぱりもう限界。途中でタクシーを拾って宿に戻った。
すぐに大浴場へ直行、ここには露天風呂があり手足を伸ばしてゆっくり浸かる。もうアシは棒を通り越して丸太と化し、コシから背中にかけてはミシミシ音がたつほどコリにコっている。上がってスマホをみたら、今日は2万歩歩いた。明日の行動、少し考えてみるかな、、、
