処女作

愛車のパンクを憂うる涙雨か、今朝からシトシト久しぶりの雨が降っている。
以前見た「ワタシがニッポンに住む理由」という番組で、50代のドイツ人が紹介された。趣味はバイクで「日本は道路が良くてライダー天国だ」と言い、ヒマがあればBMWで走り回っているらしい。彼の職業が「編み物講師」、何でもドイツでは男性が編み物をするのが普通らしい。ショルダーバッグから編針を出し、木にもたれかかりながら編み物をする姿に「ヒェ〜、カッコイ〜」と冬ソナのオバチャン並みに痺れてしまい、いつかオレもと思ったものだ。
今、ジムを休会中のため前にもましてヒマで、チャレンジするには好機である。近くの百均で編み棒、輪針、毛糸針、毛糸数玉などを買いそろえた。寺尾の姉のアドバイスを受け、先生は「youtube」で探した「おばあちゃんの棒針編み」である。
戸惑ったのが編み方に「フランス式」と「アメリカ式」があること。ガキの頃に見様見真似でやっていたのは「米式」らしく、今回はフランス式に挑戦する。「表編み」「裏編み」、組み合わせの「ガーター編み」「メリヤス編み」までは理解できたので、生意気にも「2目ゴム編みのニット帽」を編んでみる。
編んではほどき、ほどいては編み直し、苦節十数日、ようやく今晩写真の「バテレン風ニット帽」が出来上がった。よく見ると表と裏が逆になってる箇所もあるが、6段の「左2目減らし」や「「糸処理」もマニュアル通りやっている力作(?)だ。
夢はカッコ良い自分のベストとセーター、そして腕前が上がった暁には、Sちゃん、Mちゃんのものも編んであげたい。果たして目の黒いうちに正夢となるか否か、神のみぞ知るである、、、