ゴクラク、一転、奈落の底

昨日よりは薄雲が広がっており少し花曇り敵ではあるが、今日も良い天気だ。さて今日はツーリングに行くべきか否か、退屈は退屈だし、明日は雨の予報が出ている。早めに帰ってくるつもりで、9時半過ぎにマンションを出発する。
女池ICjからバイパス、国道7号線を走り、小一時間で道の駅「胎内」に到着。段々れ山の稜線もはっきりしてきたので期待していたが、胎内川の流れ、その奥の鉾立峰の山々、桜も残っていて絵になる風景だ。これから行く川沿いの千本桜も期待できそうだ。
道の駅から4㎢ほど奥の川沿いの桜並木。17日に来たときは開花間もない上京だった。あのあとの強風で散ったかなと心配していたが、色は褪せ気味ながら、何とか今日までもってくれてた。今年も観れて満足する。
胎内から国道290号線を走り、菅谷から県道60号〜県道14号で阿賀町へ抜ける。中倉から二王子岳を望む。いかにも里山的な景色がお気に入りで、県道14号線も適度なワインディングがあり好きな道だ。「胎内の桜がもってるなら、野中さくらも?」と気になり、三川から国道49号線で津川方面に向かう。着くと風に吹かれて花ビラがハラハラ舞っているではないか。でも散り際とはいえ、前回より花が多いぶんだけマシというもんだ。
ここから49号線で家に戻ることにするが、もう正午を大きく回り、腹がグーグーなっている。食事処を探しながら、阿賀野市役所脇で二回目となる「製麺屋食堂」に入る。ラーメンも良いが、メニューの写真を見て「ドテカラ定食」790円にした。大振りの鶏のから揚げが300g、途中でアゴが疲れたがアッサリと完食する。マンプク感で極楽、ゴクラク、、、
ところがである。機嫌よくバイクにまたがりハンドルを動かそうとするが、ものすごい抵抗がある。「アレッ、ロックはちゃんと外したよな」と再度やってみるが、状態は変わらない。おかしいなと、ふとタイヤを見るとペッシャンコではないか。もう頭は「ここはどこ? わたしはだ〜れ?」状態でマッシロ。でも二度目のパンク、落ち着きを取り戻し、保険屋に連絡してレッカー車の手配をお願いする。去年12月の定検時に診てもらい、この前もチェックしてもらって「まだ大丈夫」と言われたばかりの前輪タイヤなのに、、、。一時間ほどでレッカーが到着。荷台に括り付けられた姿は、まるで籐丸籠に載せられた下手人のようだ。愛車よ、ごめんね、ゴメンネ〜
私も新潟駅付近まで乗せてもらい、バイクはいつもの西区のディーラーへ。16時半にはマンションに戻ったが、何とも後味の悪いツーリングとなった。ディーラーからはまだパンクの原因や修理代等の連絡がない。明日は定休日、早くて治るのは木曜日か。う〜ん、サビシイ〜、、、