石垣旅行 2017 (四日目) ちゅらさんの島へ

昨日の最高気温は20℃を下回ったようで、今日も同じような予報だ。7時に代わり映えしない朝飯を食べ、ホテルを出て離島ターミナルへ。生憎の雨の中、8時15分発の船で小浜島へ向かう。30分ほどで小浜島に到着。いつものバイクの曾孫のような原チャリを借りたが、よりによってピンク色。乗ってるのを見て、島民も「バイクが可愛そう」と思ってたに違いない。
島の中央にある大岳(うぶだけ)へ。帰りに数えたがナント300段近い階段を一気に(ウソ、3回休憩した)上り、何とか展望台に到着する。
頂上からの展望は絶景、と思いきや、木々が邪魔して南、西〜北の方向が見えない。
雨は上がってはいたものの天気はイマイチ、ニ、サン。折角の絶景が台無しだが、左が東の「はいむるぶし」、右が西の細崎(くばさき)方面になる。
電信柱を頼りに西端の細崎へ。向かいはもう西表島。岬を回れば白い砂浜が広がり、漁港近くの海人公園には巨大マンタの展望台がある。
細崎から北へ行くとマングローブヒルギ)の群生地がある。一枝に塩分をため込んだ黄色い葉があり、これを落とすことで塩水地でも生きられるとのことだ(西表のウケウリ)。島のあちこちに見られる、草を食んでいる名物の「ヤギ汁のモト」と「独特の木とお墓」。サトウキビは収穫を終わっているようで、手前のような丈の短い苗のようなものが多かった。
集落に入ると、ちゅらさんのロケで使われた「こはぐろ家」があり、子供たちが通った「小浜小・中学校」がある。集落から東に通じる「シュガーロード」。サトウキビは少なく、風音も「さわわ、さわわ、さわわ〜」で森山良子もビックリだろう。
シュガーロードの先にゴルフ場も備えた大リゾート地がある。敷地内はすべて有料の電動カートで移動するようになっており、ビーチまで行かずトイレだけ借りて早々に引き上げた。
11時をまわり、ちょっと早いが居酒屋で昼食にする。ホントはオープン前で店主があわてて看板を裏返し(準備中)に行ったが、快く「八重山そば」500円を作ってくれた。
12時10分小浜発の船に乗り石垣に戻るが、まだホテルに入るには早く中心街をぶらつく。那覇市のような公設市場があったが小規模でちょっとガッカリ。近くのサテンでミドリムシ5億個入りのユーグレナカフェオレで小休止。ホテルへの途中、「刺身あります」の看板に引き寄せられ、キハダマグロの中落を肴に缶ビール一本(〆て810円)をいただいた。
明日も天気は同じようなものらしい。午前中は「竹富島」をまわり、午後には石垣に戻るつもりだ。