紅葉狩りツーリング (最終日) 安達太良リベンジ

今朝は5時に目が覚めた。うとうとしていると、昨日は気付かなかったが外でザーザーと水音がする。雨?と思ったら、ペンションの脇を流れる川の音だった。明るくなってカーテンを開けると? 
ヤッター、真っ青な空。風も止んでいて絶好の日和だ。7時半からバランスの取れた朝飯を美味しく戴き、8時半、宿を出発。昨日のリベンジで、あだたら山に向かう。
9時前にも関わらず、もう駐車場は一杯。でも6人乗りのゴンドラがひっきりなしに来るから行列はない。山の紅葉も今が見ごろになっている。

ロープウェー山頂駅から200mほど歩いた薬師岳展望所からの絶景。安達太良山頂の真上にある下弦の月が幻想的だった。当初の計画ではこのあと「磐梯吾妻レイクライン」「磐梯山ゴールドライン」を走るつもりだったが、クネクネ、上り下りのワインディングに少々疲れてしまった。昨夜「こころ旅」の閻魔帳を見て検討し、昨年6月に一行が寄ったところを訪ねることにする。
郡山市の「きのこ岩」の奇岩がある「浄土松公園」に寄る。案内板には駐車場からすぐとあるが急坂を上ること10数分、コッチが浄土へ行きそうなときにようやく岩が見えてきた。火野さんもフウフウ言っていたっけ。大震災で大分形が変わったらしいが、それでもキノコの面白さが伝わってきた。
ついでに当日一行がが食事した「わらび食堂」へ行き、火野さんのオーダーした「親子丼」を食べる。老夫婦二人でやっている食堂だが、店内にはサインも手ぬぐいもない。おばちゃんに聞いたら「ビックリしすぎてサインをもらう余裕もなかった。もう一年以上前の話なのに、よく来てくれました」と、懐かしそうに話してくれた。
郡山ICから磐越道に入り、帰途につく。午前中はそう感じなかったが、平地に来てから北西の風が段々強まってきてかなり寒くなってきた。それでも慎重に走り、14時半過ぎに新潟に着き、四日にわたるツーリングを無事終えることができた。
蔵王御釜には行くことができなかったが、そのほかはほぼ予定通り走ることができ満足している。県内の紅葉はこれからが本番、天候を見ながら日帰りツーリングを楽しもうと思っている。