旅のこと

昨日の爽やかな青空とはうって変わって、今日は朝からドンヨリした曇り空でそのうちいつのまにか雨になってしまった。
朝の楽しみだった田中陽希の「グレートトラバース2」が終了し寂しく思っていたが、今日から「2016こころ旅秋編」が始まりまた楽しみが増えた。今回は奈良をスタートし大阪、兵庫を経て山陰、九州西部を廻り、沖縄までの旅のようで、どんなこころの風景があり旨いものを紹介してくれるかワクワクしている。番組のせいではないが、北海道から帰ってきてまだ二週間、またぞろ「旅のムシ」が騒いできた。
いつからこんな「旅好き」になってしまったのか自分でもよくわからないが、小さい頃から見知らぬ土地にあこがれていたことは確かだ。ガキの頃は「旅行」といえば修学旅行だけ、小学三年でテレビが始まっていろんな風景が毎日のように見れるようになり、そのうちジカに見たい、経験したいという願望が高まった。
大学一年の夏休みに知り合った友人のところを図々しく泊まり歩き、九州を廻ったのが自分にとって最初の「旅行」かもしれない。三年の夏から始まった「航海実習」は楽しみそのもの、北海道、瀬戸内、九州など各地を廻り、香港、シンガポール、豪州など海外へも行くことができた。就職してからは、ときに苦しいモノもあったが総じて国内外の出張を楽しむことができた。因みに海外は二十数か国を訪れたが、自費で旅行したのはカミさんと行ったシアトルだけである。
新潟に戻ってから「バイクとヒマ」という大きな武器をもとに、年金ライダー七年目にして四国お遍路を終え、沖縄を除く全都道府県ツーリングを達成することができた。
残りの人生で動き回れるのもアトわずか、まだまだ行ってみたい、見てみたいところはイッパイある。違反は困るが、スピードをもってこれからも旅をしたいと願っている。