Sちゃん、奪還

昨夜は三晩続けてSちゃんと一緒に寝たのだが、0時過ぎ、突如起き出して「ジイジはイヤ、ママのところに行く」と言い出し、断腸の思いで連れて行った。そして今朝、ママと一緒に起きてきて「ママの方がよかった」とジイジ無視の言葉に、もう私はガックリ。
午前中はみんなでショッピングモールへ。パパとママが用事を済ませている間、Sちゃんと二人で館内のキッズコーナーのハシゴをする。大きなおもちゃの家の前では、先に遊んでいた男の子が出ていくのを腕を組んでじっと待っている。さすがに気まずく思ったのか男の子のお母さんが譲ってくれて、Sちゃん、独占して楽しそうにママゴトごっこを始めた。お陰でジュースやらコーヒーやら何倍飲まされたことか。次にバスがあるコーナーへ。ここも男の子が遊んでいたのだが、じっと待って運転席を譲ってくれた。画面を見ながら声を出しながら楽しくハンドルを握っていた。喉が渇いたので、館内の喫茶コーナーへ。運ばれてきたグラスの大きさにビックリしながらもオレンジジュースを美味しそうに飲み干した。
買い物から帰ってきても、久しぶりにパパがずっといるせいか、どうもジイジの影が薄い。明日は新潟へ帰るので、コチトラ一生懸命「Sちゃん姫」と持ち上げるのだが、当の本人は「パパがいい」と私の気持ちは一向に汲んでくれない。晩飯後「パパと寝る」と言ってたのだが、ママも応援してくれて「ジイジのおはなし」を武器に一生懸命誘うと、ようやく一緒に二階へ上がることに成功した。そして心を込めてお話し3つすると「ジイジ、お話はもういいよ」と憎まれ口をききながら、すっと寝入ってくれた。
パパからSちゃんを奪還したぞ、これで明日は心置きなく新潟へ帰れるというものだ。気を利かせてくれたSちゃん、ホントにありがとうネ、、、