近場でもみじ狩り

一昨日の5日は朝から抜けるような青空で絶好のツーリング日和だったが、心を鬼にしてジムで汗を流す。最近は「ジム=減量」の方程式が「ジム=現状維持」となり、段々興味が薄らいできているのは確か。そして昨日の朝、2日連続の青空が広がっている。もうダメ、ジムへ行く考えは吹っ飛んで「こころ旅」が終わると同時にバイクに乗りに行く。今日は近場でもみじ狩りだ。
先ずは三条市下田の「八木鼻」へ。ボランティアでガイドをしているオバサンが近寄ってきて、いろいろ説明してくれた。大きな鳥が舞っていたのでここに住む「隼」かと思ったが、トンビでがっかり、反対側をみると「粟ヶ岳」の稜線がすっきり見える。
下田から弥彦へ向かう途中で、ちょっと早かったが昼飯にする。前にも入った「千滋百味」で天津飯定食」1180円を食べる。台湾料理の店だが、ラーメンは日本風で今日の醤油ラーメンは、麺といい昔懐かしの味だった。特筆すべきは天津の卵で同心円状に焼かれており、ほぐすと帯状になった。ちょっとボリュームがあり過ぎて、ジムでの検量が怖くなる。
弥彦山の隣に連なっている「国上山」展望台へ行く。弥彦山全体を含め紅葉はイマイチの感じ。吊り橋を渡り下って行くと良寛が住まった五合庵や国上寺に通じるが、最後はまた登りになるので行くのは断念する。
ちょっと走って弥彦公園の「もみじ谷」へ。ここは紅葉真っ盛りで、公園内で菊まつりもやっていたから平日にもかかわらず大勢の観光客で賑わっていた。
昨夜は、石巻のH漁業社長で大学の2年先輩でもあるAさんと飲んだ。7日の昼から新潟造船で海外まき網漁船の進水式があり業界の人達が参集するとのことで、私と飲むためにわざわざ一日早く来新してくれて感激しきりである。大震災で自宅、会社は全壊し近郊に新しく建て直したことは聞いていたが、身内の方も亡くされたことをお聞きした。震災発生時、Aさんは会議で東京に居られたが、石巻の奥さん達とは3日、私がお願いしセンターに2年ほど来てもらった長男とは1周間も連絡が取れず、帰るに帰れず東京の娘さん宅でテレビを見ながらあせっておられたという。石巻での水揚げも全然伸びず復興はこれからのようだ。

今日はまじめにジムで汗を流してきたが、秤にのったら信じられない数値に愕然とし今晩は晩飯を抜いた(昼はしっかり食べた)。人間ドックまであと1ヶ月、最低限5kgは減らすつもりだが、来週には上京も控えておりインポッシブルの数字になりそうだ。