「おもて」と「うら」

OB会の参加と用事を済ませ、今日は新潟へ戻る日。5時に目が覚めたため、ちょっと早かったが6時にチェックアウトしてホテルを出発した。
今朝の関東地方は快晴、文化の日である11月3日は「晴れ」の確率が非常に高い日らしい。早かったお陰で首都高速も順調に通過し、大泉から関越道に入る。連休の最終日ながら下り線もかなり混んでいて、私が通過した30分後には鶴ヶ島で2kmの渋滞が発生していた。
8時過ぎに、赤城高原S.Aに到着。朝昼を兼ね、群馬名物「ソースかつ丼」780円を食べる。好天のせいか、サービスエリアも大勢の客で賑わっていた。
裏手に回って北の山々を展望する。ご覧のとおり天気は快晴、中央左の雲に覆われているトコロがこれから通る「谷川岳」方面だ。20分ほど走って谷川岳へ近づくにつれ紅葉は益々あざやかになってくる。パーキングエリアで湧水をペットボトルに詰めていると、青空を見せてはいるが雨粒も少しあたってきた。
関越トンネルを抜けて新潟県に入ると、空はドンヨリ曇っていて今にも降りそうな天気に様変わり。大学受験で上京する際、新潟側は吹雪だったのに新清水トンネルを通過して群馬県側に入ると抜けるような真っ青な空が広がっていた。
大学生活が始まり、新潟出身というと「おっ、裏日本か」と何か小バカにされたような気がして抵抗してたが、冬の天気を見れば日本海側と太平洋側ではあまりにも違いすぎ、「オモテとウラ」の表現が合ってかもしれない。
越後川口S.Aで信濃川の景色でも撮るかと思ったが、雲行きはますます怪しくなり突風は吹くは、横殴りの雨は降るはで散々な天気となった。車も振られる始末で慎重に運転しながら、結局その後は休憩なしで1時過ぎに新潟に着いた。
これからが本格的な冬型の天気となる。バイクに乗れるのもあと半月だろうか。今年はどんな冬の生活になるかなあ。