あれから50年

午前中に一雨きたあとは青空も広がり良い天気になった。
1964年のこの日、東京五輪の開会式があった。中学3年生だったこの年は、春に新潟国体があり、直後に新潟地震があるなど忙しい年だった。確か土曜日だったと思うが、担任から「生きてる間に国体はもう一度新潟で開かれるだろうが、五輪はもう日本では開催されない」との話があって学校も早引けとなり、全員テレビで開会式を視るようにとのお達しがあった。
五輪開催中、家のテレビはライブ、ダイジェストを問わずすべて五輪番組、学校でも美術、技術家庭、体育(音楽は?)などの特殊授業は先生と一緒にテレビ観戦だった。部活(ブラバン)もやったのかどうかあまり記憶がなく、とにかく五輪、五輪の生活だった。
あれから50年。あと6年するともう一度東京で五輪が開かれる。二度と無いと言った担任はご健在で今年97歳になられるが、6年後の開会式を是非迎えてもらいたいと願っている。私も開会式なら最高だが何の競技でもいい、何とかチケットを入手して小学2年生になるSちゃんと一緒に観戦できたらサイコーだ。
さあ、運だめしにこれから宝くじでも買い続けるか。