二人の様子

質が落ちた朝バイ、今日もメニューに変化なし。今回は中国(多分台湾、シンガポールかも?)のお客が圧倒的に多い。この人達はナンデあんなに大声で話すんだろう、隣や向かいの席の人に対しても周りはまるでお構え無しでワメくように会話している。思わず耳を塞ぎたくなるのは私だけだろうか。
朝一で稲毛のオジサンのところに顔を出す。朝飯の用意と後片付け、そして一緒にテレビを見て過ごす。昔は立て板に水のタンカを切るような話し方だったが、今はゆっくりもどかしそうに話す。でも首から下の丈夫さには驚きだ。胃は3年前に全摘している筈なのに、近くに置けばお菓子やミカンなど片っ端から平らげてしまうから、お土産などの置き場所にも注意が必要だ。
今日は午前中にオバサンが入っている老健に行ってきた。天気も良いので、介護士に断り、屋上で一時間ほど日向ぼっこをした。正直なところ、今自分がどこに居るのかは理解していない。左半身麻痺のリハビリはほとんど進まず、介護なしでは立ち上がることさえできないが、2ヶ月前に比べれば、シャキシャキした話し方は大分昔に戻ってきた。「明日、また来るからね」と別れを告げると、「「今度は土産待ってるよ」と言われてしまった。実は糖尿があって、提供されるもの以外は禁止となったいるので、ホントに不憫である。
二人ともこの先良くなるとは思わないが、何とか前向きに余生を過ごしてくれることを願うばかりだ。