ラジオの番組

起きた時は降ってなかったがしばらくして雨になり、終日降り続く。
小学校3年の時に新潟でテレビ放送が始まってからラジオは何となく縁遠くなったが、それぞれの時代に懐かしい番組があった。
テレビ時代の前で覚えているのはNHKの「20のトビラ」というクイズ番組。ホンの子供だから政治や社会問題などできるわけではないが、スポーツに関しては結構当たっていた記憶がある。
中学の時に夢中で聞いていたのは「小島正雄の9500万人のポピュラーリクエスト」。ビートルズが出てくる前の60年代の音楽は今聞いても楽しいものだ。
大学受験に頑張っている頃聴いていたのは、関西の深夜放送。番組名は忘れたが笑福亭仁鶴の話が面白くて、学校から帰ると一寝入りし「勉強」と称して朝方まで起きていた。「受験生ブルース」「オラは死んじまっただ」などはブームになる前に仲間内では流行っていた。
大学に入り上京して聴いていたのが「ジェットストリーム」。城達也のナレーションに何回となくホームシックに駆られたこともあった。
社会人になってから車に乗っているとき以外はほとんどラジオは聴かなくなったが、いっとき、「玉置宏の真打ち登場」を楽しみに聴いていたことがあった。亡くなった名人の落語が面白かった。
そして今、ベッドに入って楽しみに聴いているのが「加来耕三のサムライヒトリアス」。歴史の裏話などに精通している加来が、侍に関する話題を面白おかしく解説する5分ほどの番組だ。「侍のオクサンの呼び方」「中間と足軽の差」「佐久間象山の息子は問題児」などタメになるものもあればバカバカしいものもあり、一日のシメの楽しみだ。さあ、今晩はどんな話が聴けるだろうか。