天橋立ツーリング(2)

三日目(6月4日=火) 「ノスタルジック街道を走る」
このホテル、ネット(熱湯ではない)が出来る筈なのだが昨夜は失敗。お蔭で早めに寝てゆっくり休めた。今朝も波静か、良い天気である。朝飯は本家のホテルでバイキング。腹も減っていたが、品数も多くそれなりに満足できる朝飯だった。









8時前にホテルを出発し半時間で伊根港に到着。高台の道の駅から見た湾内は正しく絶景、天気も最高である。
港の近くまで下りてみた。舟屋は趣もあり、やはり残すべき日本遺産の一つであろう。大きな生簀もあるが時期的にマグロ蓄養ではないなあ。
伊根から10分ほどで「新井の棚田」に到着。この前「心旅」でも出てきたところだ。能登の白米がセンマイダ(千枚田)なら、ここはナンマイダ(何枚田?)くらいの規模だった。

その後も丹後半島の海岸線を走る。道も険しいがそれでも中央分離線があるからマシである。海岸線は起伏に富みずっと絶景続きだ。道駅「てんきてんき丹後」で丹後七姫サイダーを飲みながら休憩。結構美味いサイダーだった。
久美浜から山中の道を通り11時過ぎに城崎温泉到着。大学4年以来の再訪で、外湯の代表格「一の湯」と柳並木が懐かしい。しばらく温泉街をぶらついた。
城崎から1時間ほどで香住港に到着。ゼミで3,4日滞在した筈だがまるっきり覚えていない。漁港もひっそりしたいた。港から15分ほどで「餘部鉄橋」に着いた。
もっと高いと思っていたがそれほどでもないなあ。真下にある道の駅を中心に周囲も大分整理されていた。
昼時となったが朝飯をがっつり食べたせいか腹も空かないので一気に湯村温泉まで走ることにした。
昔は鄙びた感じだったが、石枠など結構新しくなっている。あとで知ったことだが、ここは吉永小百合夢千代日記で一気にブレイクしたらしい。抹茶ラテを飲みながら40年ぶりの足湯を堪能した。

湯村温泉から今晩泊まる福知山に向け、国道9号線を走る。途中、養父市の道の駅「ようか但馬蔵」から、近所に住む大学の同級生U君に連絡取り1時間ほどお邪魔した。彼はカッター部の主将でニッスイに就職し、その後こちらに戻って水産高校の教官をしていたが、今は私同様サンデー毎日とのことだ。
ちょうど5時に福知山駅前のホテルにチェックイン。今晩はサッカーがあるので外で飲むのは辞め、コンビニで買い揃えて「ニッポン、チャチャチャ」。応援の甲斐あって見事W杯出場を勝ち取った。
明日はもっと暑くなるらしい。水分をとりながら、まったり走ろう。