イソイソ

起きてカーテンを開ければ、眩い朝日。日中、気温は上がるらしいが26℃止まりの予報で絶好のツーリング日和。朝の定番、BSの「あまちゃん」と「心旅」を見終わってから、いそいそと出掛けた。

行先は昨晩考えていた「星峠の棚田」。
いつものシーサイドは車も少なく今日も貸切状態で、続く寺泊、出雲崎も空きスキでスイスイ。柏崎まで一気に走り、353号線に入る。
柏崎駅から10分ほどのところにある「鵜川神社の大欅」でちょっと休憩。久しぶりのご対面でその大きさに圧倒される。



252号線に戻り、高柳の道の駅「じょんのびの里」へ向かった。
気温も上がってきたが、ハーレージャケットの首回りを緩め、袖口のジッパーを開ければ風も入り、走っていて気持ちよい。
神社から30分ほどで道の駅に到着。ここの温泉施設はいつも賑わっている。木陰にバイクを停め、ラムネとくるみ饅頭で一服する。
県道12号線もガラガラで走りはサイコー。道の駅「まつだいふるさと会館」に寄り、情報収集して目的の星峠へ。




田圃の水は張られていたが、農作業の人影もなくヒッソリしていて雪解け直後といった感じ。あぜ道の緑がなく、折角の風景もメリハリが効いてなくてボヤっとしている。昨年来たのはオバカン旅行の5月末だったから、まだちょっと早かったかもしれないなあ。
帰りは高速を利用すべく253号線で十日町の道の駅「クロス10」に向かったが、途中、そば屋を見つけ昼飯をとることに。
入ったのは「そば処割烹松苧(まつお)」。入口に水琴窟があり澄んだ音色を奏でていた。メニューは至ってシンプルだ。天ざる大盛り1400円を食べる。
そばはこの辺の特徴である「布のり」が練りこんであってツルツル、シコシコで旨い。山菜の天婦羅は、ウド、コシアブラカタクリの花、タラの芽、ホップ(あとは忘れた)など旬なものが豊富。
観光バスで団体客も来ていて、この店、案外有名なのかもしれない。
クロス10で「ふき」と「ふきのとう」を買い、117号線を少し走って越後川口から高速にのる。
3時半過ぎに帰着。一風呂浴びて出てきたら、突然「ゴロゴロ、ピカッ、ドドドーン」、そのうち雨も降ってきた。早めに帰ってきて正解、良かった、ヨカッタ。
晩酌用に「ふきの煮物」と「ふきのとうのゴマ和え」を作って早速食べてみたが、それなりに春の味がした。
次に走るのが、待ち遠しい限りだ。