懐かしのメロディー

朝から夏空が戻り、日中も暑さがぶり返した。夕方からピカピカ、ゴロゴロ、にぎやかになり一時ザーッときたが、あまり涼しくならないなあ。

今夜、日活華やかなりし昭和32年の制作で石原裕次郎主演の「鷲と鷹」をやっている。
封切りを観たわけではないし筋も知らないが、裕ちゃんの主題歌は当時小学低学年だった私達も口ずさむほど流行っていた。

大学に入った昭和43年の夏、千葉・館山で必修の実習があった。二週間にわたるカッターと水泳の訓練で、後半にはグループ対抗のカッターレースや相撲大会、5kmの遠泳もあった。夜は外出時間だけでは足らず、友人と消灯後に抜け出しては酒飲み(まだ未成年だったが)に行き、最後は決まって桟橋に寝転んで星を眺めながら歌ったり語ったり。歌は寮歌や当時の流行歌(まるっきり覚えてない)が主だったが、この「鷲と鷹」も歌っていた記憶がある。
  
      海の男はゆく ツワモノはゆく
          波が騒ごうと 笑っていくが
      夕陽が燃えりゃ なぜか泣ける   
          遠い雲間に  まことの幸が
      あるんだ 行こうよ 海を越えて

今でもアカペラで歌える。
団塊世代の懐かしのメロディである。