終戦記念日

薄曇りで蒸し暑い一日。ジムから帰ってきて久々にクーラーをかけて過ごした。

今日は終戦記念日
7年前父親が亡くなって遺品を整理したとき、軍隊手帳が出てきた。中に「傷痍軍人證」もはさまっていた。
父の左膝裏側には大きな傷があった。手帳の履歴欄によると、昭和14年5月入営、8月大阪から大陸に渡り12月の戦闘中に迫撃砲により負傷。その後野戦病院や広島、仙台、村上の病院で治療し、16年1月、予備役編入とある。その間マラリアにも罹っていた。
この予備役中に母と一緒になって長姉が生まれている。
昭和20年、戦況悪化の中、再び召集令状が来て両親はがっくりきたらしい。9月入営することとなっていたが直前に終戦となり命拾いしたと、のちによく言っていた。そのお蔭で、戦後、次姉と私は生まれている。

今、当時の事や戦中・戦後の生活のことなどもっと聞いておくべきだったと後悔している。