シマラナイ一日

2,3日前,M君から,今年初の岩カキ採りをやるので来ませんかとの誘いを受けた。先生の都合で今日のピアノは休みだし,天気も持ちそうなので出掛けてみた。

朝7時に双葉中学校前の浜にある作業小屋に集合,既に5人ほどが集まっている。海はというと,テトラポット内はベタ凪ながら外は若干白波が立っている。ここの漁業権を持ち船のオーナーでもあるS氏から,風が強まる予報も出ているのでカキ採りは見合わせようとの話しが出,結局今日は中止に。
このS氏,工業高校から東北大に行き教授までなった人で,定年後家業を継いで漁業をやり始めたユニークな経歴の持ち主。独自に滅菌装置を考案して採ったカキに利用しているが,商売には程遠く趣味の範囲。集まってくる人も然りである。
驚いたのは,S氏から船の後進が効かないと言いだしたこと。まだ船のメンテもやってないようである。正直,これにはついていけないよな。

結局何をやるでもなく午前中で引き揚げてきたが,折角ジムも休んだのに何ともシマラナイ一日となってしまった。