「英国王のスピーチ」を観て

昼過ぎには雪が降りだすなど変わりやすい天候で,気温も上がらず寒い一日だった。

昨日,今日とテレビで「英国王のスピーチ」を放映した。吃音症の英国王とその矯正にあたった豪州人との物語である。去年の5月,映画館で観ているのだが,矯正途中の絶交や兄の退位によるヨーク公の戴冠場面など初めて観るシーンがある。そういえば映画館で途中寝てたことを思い出した。

私も英国王ほどではないが,少しどもる癖がある。小さい頃は親を心配させたこともあったように思う。矯正していく過程で,歌うように,勢いを付けて,など自分も経験したシーンも多々あった。
社会に出てからは,必要に迫られ話すことにも大分慣れた。でも人前で話すことは本質的に好きではなく,指名されて話さざるを得ない時などは,今でも結構ドキドキする。

なぜか人前で歌うのは案外平気で,カラオケ好きの所以でもあるから不思議だ。ピアノも弾き語りをやれば,手が震えなくなるかもしれない(勿論,その前に十分弾きこなすことが前提であるが)。