丸のご褒美

今日はピアノのレッスン日。宿題が3曲出ていて,2曲は丸を貰える自信があったが1曲止まり。まあ1曲でも丸を貰ったので良しとし,自分へのご褒美に近所の「みやこや県庁前店」に寄った。
「みやこや」には懐かしい思い出がある。昭和34・5年頃,店は東堀6番町の新津屋小路の角にあった。その頃,古町5番町のそろばん屋(塾)に通っていて,帰りに友達と「みやこや」の裏口で焼き鳥(白)を買い食いしていた。当時の小遣いが1日10円で,白は1本10円だった。一昨年,新潟に戻ってきたとき,「みやこや」は大きくなって6店舗を構える大きな店になっていて驚いたものである。

付け出しは「ひじき」。焼けるまでの酒の肴に十分だ。




真っ先にオーダーしたのは,当然本命の「白」。「白」とは,豚ホルモンの串焼きで柔らかくタレが実にうまい。昔はネギなど挟んでなかったが,これも健康志向の故だろうか。3本1セットで290円と安いこともうれしい限りである。

次に注文したのが「つくね」。勿論,「タレ」でいただく。



晩飯代わりなので,若鳥唐揚げ(カレー味)を食べた。新潟でカレー味の鶏といえば半羽分を揚げる「関取」のものが有名だが,ここのもサイドオーダーで量的にちょうどよく美味しい。





満足して外に出たら道がテカテカに凍みている。不覚にも途中で滑って転んでしまい,二人組のお姉ちゃんに「大丈夫ですか」と声をかけられた。明日も雪なのだろうか。