カラカラのガビガビ

午前中はまあまあの天気とおもっていたが、午後から段々雲が厚くなり暗いの、ナンノ。気温は高かったようだが、引籠っていると陽射しがない分寒く感じた。

朝ごはんを食べようと、炊飯器が載っているカウンター下のスライド式台を引くと、なんか引っ掛かる。アレっと思って屈んでみると、オヨヨッ、保温状態の炊飯器の蓋が空いているではないか。昨日の朝からだから、ほぼ24時間この状態だったらしい。勿論、中のご飯は完全にカラカラのガビガビに干からびている。無洗米だから炊き直そうとも思ったが、昔から「出されたモノは残すな」「茶碗のご飯粒を残すと目がつぶれる」と言われ続けて育った団塊世代、何とかしなければならない。

時代小説に出てくる「干し飯」とはこういうものかな。となれば、戦国時代の足軽よろしく水を含んだ口に入れてフヤかしながら食べるか、、、な~んだ、簡単な話し、お粥にすれば良いのだ。アツアツ、ガビガビのミイラ飯を俎板に載せて包丁の背で叩いて半分にし、たっぷりの水を張った鍋に入れて火にかけること40分。火を止めてから溶き卵をかき入れ、お椀になみなみと入ったお粥が出来上がった。

暗くなってから急に風が強くなってきた。今夜から冬型が強まり、明後日までに市内でも10~20㎝の雪が予想されている。カラカラ、ガビガビのご飯で、明日の朝食も「お粥」であったまろうっと、、、