「一晩延長」
雲に覆われてはいるが、空は明るい。窓から見る紅葉しかけの風景だ。いろいろ考えたがもう一晩旅を延長することとし、朝、天童に宿を予約した。
泊まったのは湯治場的宿で、お年寄りが結構泊まっている。二食付き割引後で5,103円。左が晩飯。
右が朝飯。極々普通のメニューである。ここのお湯は無色無臭だが、ちょっとヌルヌル感があって、お肌には良さそうだ。
今朝は少しゆっくりして、9時15分、宿を出発する。
宿の前の県道40号線を南下して小安峡へ向かう。この道路、片道1車線だが幅もあり走りやすいと思っていたら、サカヲズンズン上ると同時に中央の白線は消え一挙に狭くなる。途中、道路工事のトラックとすれ違うときには思わず冷や汗が出る始末だった。その後、国道342号線~県道108号線~国道398号線を走り、10時半、小安峡に到着。
問題は駐車場前の350段ほどの階段、下りたら上がらなきゃならない。ヒザを大笑いさせながら川沿いの遊歩道になんとかついた。
水は澄んでメッチャきれいだが、崖のあちこちから温泉や蒸気が吹き出している。
遊歩道は上流方向へ200mほど、そこから300段近くを上る。紅葉時の彩は、15年10月20日のブログを見てね。
398号線を南下して国道47号線に出、鳴子温泉へ。この道、こんなに長かったかなあ。1時間半ほど掛って13時過ぎ、ようやく鳴子に到着。こけし伝承館を見学するつもりだったが、腹が減ってきたのでそのまま尾花沢を目指す。
尾花沢市内に入って蕎麦屋を探し、14時近くになって「明友庵」で「板そば」1,200円を食べる。そばは二人前、横浜の「富士山盛」には負けるが結構な量だった。
15時半、天童市の温泉街にあるホテルにチェックイン。早速館内の大浴場で、のんびり温泉に浸かった。晩飯時に外へ出てみると。中秋の名月がきれいに見えた。
明日は今航の最終日。家に無事たどり着いてこそ旅の終わり、ゆっくりまったり、帰ります、、、