しつこい夏風邪

横浜から風邪をお土産に持ってきた。20日新潟に戻ってきたときは、鼻がグシュグシュしてノドがちょっと痛い程度だったが、翌21日になると症状は段々ひどくなり、咳き込む回数も多くなった。この時は買い置きの売薬を飲んでいたのだがどうも治る兆候がない。やむなく22日(水)、近くの南病院で診察を受ける。
ここは2回目、病院に一歩入って「しまった」と思った。ものすごい混みようなのである。待つこと1時間、診療室に入ると大分年配の先生がいて話を聞きノドを見て聴診器を4,5か所あてただけ。ものの5分もかかったろうか。精算所で30分、調剤薬局でも30分待たされて、病院をくぐる前より確実に症状は悪くなったのではなかろうか。
薬は毎食後に飲む粉薬だけで4日分もらってきた。お陰でノドの痛みは大分楽になり咳き込む回数は減ったのだが、逆に鼻づまりがひどくなってきた。昨26日の朝、最後の薬を飲み終わるが、起きていてもどうもかったるく、ソファに座るとついウトウトしてしまう。そのうち体の節々が痛くなってきた。ひょっとしたら、と思って体温を測ってみると37.2℃もあるではないか。
私の平熱は35.6〜7℃、37℃越えればもうダメ、38℃になると「死ぬ、死ぬ」の連発だ。
18時過ぎ、額に「ヒエピタ」を貼り付けてベッドに入るが熱は上がる一方で、19時過ぎにはついに38.3℃を記録。その後も目が覚めるたびに熱を測るが、今回はこれが最高だった。
そして今朝(27日)6時過ぎに起きたが、体は大分軽く熱は37.0℃と大分下がっている。ジイジの熱も下げるのだから、ヒエピタさんは大したものである。このまま寝ていれば治ると思えたが、一応念のため今度は定期的に通っている西区M病院へいってきた。病院での検温は36.4℃、たまたまT先生がいて診てくれたが、「もう治りかけ。総合感冒薬と抗生物質」を5日分出しておくが、治ったと思った時点で服用は止めるように」とのお達しだ。
夏風邪はしつこいとは聞いていたが、一週間以上風邪気味なのは久しぶりだ。病院の帰りにラーメン屋へ寄りたいという気持ちがおきないからまだ本調子ではないのだろうが体はぐっと楽になった。あと1〜2日で完治となるだろう。
一昨日からの雨が昼過ぎにようやく止むと同時に、急に涼しさを感じさせる風が吹いている。この風邪でツーリングの予定も大分狂ってしまったが、デッカイ北海道はきっと待っていてくれるだろう、、、