ジイジ、誕生

昨日の朝8時頃、ムコ殿から電話があり娘の陣痛が始まったので早朝病院に入ったとの連絡があった。「う〜ん、ついにその日が来たか」と武者震いをしながら、先ずホテルを予約し予め用意していたものを詰めて家を出た。

9時42分発の新幹線で上京、乗り継ぎも良く12時前に元住吉のK病院に到着した。9階に上がり控えの間である陣痛室に入ると、娘が陣痛に必死に耐えている傍らでムコ殿がソワソワしている。私もどう言葉をかけてよいやらわからない。すると気丈にも「まだ生まれないよ、外で待ってて」の娘の言葉を受け、「頑張れよ」と一声かけて一階のロビーで待機することにした。
そういえば昼飯はまだだったことを思い出し、駅前に戻ってラーメン屋「寿限無」に入る。長期戦に備え、言わずもがなのチャーシューメンと半チャーハンで腹ごしらえ。味は可もなし不可もなし、但しチャーシューは限りなくウスかった。
病院に戻り、待機すること3時間余り。ムコ殿から「今、分娩室に入りました」との連絡があった。分娩室の前で二人で雑談したり、室内で音がするとさっと耳を澄ましたりで待つこと一時間半。ついに室内から元気な泣き声が聞こえた。
17時10分、女の子の誕生である。そして「ハーレーのジイジ」の誕生だ。体重3398グラム、身長49.3㎝、顔だちも整い将来のベッピンさんは間違いないだろう。ムコ殿は抱かしてもらって感無量の面持ちだ。母体も心配ないとの先生の言葉に安どする。
その後、経過観察があり、7時半過ぎに母子ともども個室に入った。娘はほっとした様子の中に早くも母親らしい雰囲気が感じられる。ホントに良くやった、頑張った。

8時の面会時間終了を受けてムコ殿の車で綱島に戻り、車を置いて駅前の居酒屋で祝杯を上げる。
初孫誕生の時に居合わすことができ、新潟から駆け付けた甲斐があった。

初孫 オギャ〜と元気 生まれたから
     11月24日は ジイジ記念日